いよいよ発売! 数量限定レクチャーノート
『歩行の臨床バイオメカニクス』
神奈川県立保健福祉大学 理学療法士
石井 慎一郎 先生 著
■ 序
「歩行のバイオメカニクスと治療アプローチ」は,私が講演を依頼される頻度の高い講演テーマです.
座学の場合は1日,実技講習だと2日で行われるのが通常のパターンですが,情報量が多くて,なかなか受講する人達にはハードな講習会だと言えます.
受講している人達を見るとパワーポイントの配布資料に所狭しとメモを取っていらっしゃいます.たまに,どんな事を書き込んでくれているのか気になって覗いて見ることがありますが,本当沢山書き込まれているのに,頭が下がる思いです.
「きっとこんなに一生懸命に書いていたら,スライドを見てる暇も無いんじゃないかな…」と心配になることがあるくらいです.そのような受講生の姿を見ていると,「出来るだけ無駄な言葉を省いて,的確に伝えないといけないな~」と反省したりします.とにかく1日の講習会で話す情報量が多過ぎるのでしょう.それに加えて,配布資料に書き込みの量が多くなるのは,スライドが不親切だからなのかもしれません.
私のスライドには,ほとんど文章がありません.図や写真ばかりです.聞き手にイメージをしてもらいたいので,言語的な情報よりも視覚的な情報を多用しているのです.それに,文字ばかりのスライドよりも,絵だけのスライドの方が説明しやすいという発表者側の都合もあります.私のスライドは,自分が説明をし易くするためのツールなのかもしれません.「だから聞き手は,メモを必死に取らなくてはならないのだろう….」と,メモを必死に取られている皆さんを見ながら,ある時ふと思ったのです.
「スライドに文字による説明が少ないから,皆は,後でスライドだけ見ても,何を説明していたのか思い出せないのだ」と気付きました.これは,ビジュアルに偏った構成のスライドのマイナス面かもしれません.イメージはし易くなるだろうけど,もう少し文字情報が与えられないと,聞き手は後でもう一度復習するときに困ってしまうのではないでしょうか.
「それならば… 」と思い立ち,本書のレクチャーノートを作ることにしました.講習会で話す内容を文章化して書籍にまとめ,スライドと対応した構成で説明した解説本を作っておけば,講義を聞いてくれた人達が復習する時に便利だろうと考えたのです.いくつかある講習会のテーマの中から,まずは手始めに,『歩行の臨床バイオメカニクス』の講習内容を文字に起こして1冊の本にまとめてみました.忠実に講習会で話す内容を文章化するのは,なかなか難しい作業でした.自分としては,かなりの力作なので,ぜひ皆さまに役立てて頂きたいと思います.
2011年6月
石井 慎一郎
「レクチャーノート 歩行の臨床バイオメカニクス」
南西書店 定価 3500円
製作 CSプランニング
申し込みURL:
入力してください。
http://form1.fc2.com/form/?id=681654
問合せ先メールアドレス:
lecture-note@nansei-syoten.com
