膝関節への皮膚からのアプローチ
文京学院大学 保健医療技術学部 理学療法学科 教授
福井 勉 先生
【講演概要・キーワード】
・膝関節可動域運動について
・股関節からのアプローチ
・足関節からのアプローチ
・身体全体からのアプローチ
【講演アブストラクト】
膝関節への運動療法にはさまざまなものがありますが、今回は皮膚からのアプローチに絞った運動療法を提案いたします。
皮膚組織は膝運動軸から最も遠いため、さまざまな影響を膝関節に与えていると考えられます。筋収縮に伴い皮膚は移動をしないか皺を形成して筋活動と密接に連携を取っています。そのため筋収縮をスムースにするためには皮膚の動きも理解しておいて損は無いと思います。
さらに足や股関節からの影響も皮膚を介して考えるとまた違ったアプローチができると考えております。足に対しては特に前足部の安定化を図ることで膝関節のストレスを軽減できると考えます。
また股関節と膝関節の皮膚運動が協調して生ずる場合と協調し難い場合について述べたいと思います。
最後に身体全体から皮膚を介した膝関節へのアプローチ方法を提案したいと思います。これらを通して関節と皮膚の関係や筋と皮膚の関係を解説したいと考えています。